独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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病院概要

院長挨拶

院長

昨年4月1日に病院長に就任後、早くも1年が経過しました。この1年間は大阪北部地震、台風、大雨などの天災があいつぎ、病院も多少の被害を受けましたが、大事に至らずにすみ、患者さんたちへの大きなご迷惑もなかったことを幸いと感じています。

当院は1917年に日本で最初の公的な結核療養所として開設され、1960年代は1000症以上の病床を有する本邦有数の結核療養所でした。併設された結核研究所では結核の基礎的研究も行われてきました。医学と結核治療の進歩とともに、当院での結核治療入院患者数はこの数年、減少の一途をたどり、この1年間は20人程度の入院患者数となっていました。また、当院の結核病棟は筑後50年以上となり耐震補強後も10年を超え、建て替えが必要な時期になっておりました。しかしながら、縮小していく結核診療のための結核病棟の新築は運営上も経済的にも困難と考えられます。そこで当院では、一般病棟内のへパフィルター完備の陰圧個室を用意し、結核モデル病床で対応可能な結核診療に限定していくこととしました。今後の当院での結核診療は、結核疑いの患者さんの診断目的の検査、肺結核に対する手術、脊椎カリエスの手術などに対する入院診療、外来通院可能な患者さんへの抗結核薬内服治療を行うこととなります。北摂地域に結核病棟が無くなるため、地域での結核診療に多少のご不便をおかけすることになりますが、現状をご理解いただきご容赦願いたく存じます。

さて当院は、結核療養所としての歴史を閉じる一方で、今後は肺癌、呼吸不全、喘息、神経難病、慢性関節リウマチ、脊椎・関節疾患における専門的施設としての診療を継続し、さらに力を入れて高度医療を進めていく方針です。

病院機能の変化に伴い、4月1日から病院名も大阪刀根山医療センターに改称いたしました。高度医療で進化し、信頼される施設として、地域医療へも貢献していく所存です。今後とも刀根山病院へのご支援・ご教示をよろしくお願い申し上げます。

病院長 佐古田 三郎

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