独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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放射線科

診療の特色

放射線科は、病院の高度診療を支える部門の1つです。病院各科の医師と放射線科医、そして放射線技師や看護師などのコメディカルスタッフの共同作業で、放射線(X線・γ線)や磁気共鳴を利用して、画像を使って体の中を調べる検査を行う画像診断部門と、肺がんセンターをはじめ高エネルギーX線・電子線を利用して治療を行う治療部門があります。

画像診断部門

一般撮影(胸部や骨のレントゲン)・骨密度・CT・MRI・RI検査を行っています。

画像診断は、病院の中では縁の下の力持ち的な作業ですが、我々は、専門技術を持つプロフェッショナルとして機器や装置の能力を十二分に発揮させ、病院の安全・安心の高度診療を支えています。

大阪刀根山医療センターでは、造影剤を用いたCT検査・MRI・RI検査は、完全予約制で行っておりますが、それ以外の検査は、随時行っておりスムーズな診断の手助けを担っています。

また他の医療機関からの検査依頼も地域ネットワークセンターを介して受け付けています。

治療部門

外照射(リニアック)

がん治療の3本柱の1つである放射線治療を担っている部門であり、大阪大学医学部放射線治療科から放射線治療医を招聘し、医師と放射線技師で放射線治療を行っています。

また放射線治療科医師による診察・放射線治療計画は月曜・木曜・金曜に行い、照射は通常、土曜・日曜・祝日を除く毎日、放射線治療技師により悪性腫瘍に対する治療を行っています。

平成26年度リニアック治療棟新築工事が完了し、より高度な放射線治療への対応が可能となる新装置へ更新されました。またリニアック棟の中に治療計画専用のマルチスライスCT装置が導入され、よりスムーズな運用が可能となりました。

より詳しく知りたい方

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スタッフ

放射線科部長  竹内 規之

竹内 規之

認定 日本放射線学会
診断専門医

放射線治療科医師
清水 伸一 (月曜日)
立川 章太郎(木曜日)
玉利 慶介 (金曜日)
診療放射線技師
10名
放射線科
資格・認定
放射線治療専門技師(1名)
放射線治療品質管理士(1名)
X線CT認定技師(4名)
肺がんCT検診認定技師(1名)
救急撮影認定技師(1名)
放射線管理士(1名)
放射線機器管理士(1名)
臨床実習指導教員(1名)
シニア放射線技師(1名)
PET研修セミナー(1名)
ACLS大阪インストラクター(1名)
X線作業主任者(2名)
γ線透過写真撮影作業主任者(2名)
第2種放射線取扱主任者(1名)

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主な装置紹介

CT

SIEMENS Definition AS+

SIEMENS

Definition AS+

(平成21年3月から稼働)

短時間で広範囲の撮影が可能な128スライスCT

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MRI

GE Healthcare Japan SIGNA EXCITE HD 1.5T

GE Healthcare Japan

SIGNA Explorer 1.5T

(平成30年11月から稼働)

1.5テスラMRI装置

骨密度装置

Lunar Prodigy

GE Healthcare Japan

Lunar Prodigy

(平成21年11月から稼働)

信頼性の高いDEXA法での骨密度検査が可能

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核医学検査 SPECT

GE Healthcare

GE Healthcare
   Discovey NM630

 

(平成29年1月から稼働)

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一般撮影装置

3部屋で胸部・骨等の撮影を行っております。フイルムを用いないデジタル撮影装置でX線写真を撮影しており、画像診断の基礎となる画像を提供しています。

大阪刀根山医療センター 放射線科では、患者様の待ち時間軽減・被ばく低減を目指すため、日々努力しており、フイルムレスシステムの導入、CR装置からフラットパネル装置への更新をおこなっております。

TOSHIBA ECAM

また胸部撮影では、直接肌が触れる部分には使い捨てのシート用いて清潔度を保っています。

また、以前は衣服を脱いでの検査をお願いしていましたが、無地のシャツでの撮影に変更しました。ただし、女性の方でゴムによる締め付け、パット等で生地が厚くなっている肌着の場合は、画像診断に影響が認められるため、使い捨てのエプロンをお渡ししていますので、診断能向上のため衣服を脱いでの撮影にご協力お願いします。

 

透視装置(DR透視)

透視装置(DR透視)

消化管透視・脊髄腔造影・嚥下造影検査(VF)を主に行う装置です。

嚥下造影検査( VF : Video Fluoroscopic examination of swallowing )
嚥下障害の原因と病態を明らかにするため、造影剤または造影剤を含む食品を嚥下させ、口腔・咽頭・食道などの状態と運動をX線透視を用いて詳細に評価する検査で、嚥下障害に対する治療効果の判定、および経口摂取の可否、食事形態の選択について判断のため行われる検査です。

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