独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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看護部の活動

看護師募集案内

安全に手術を受けて頂くために取り組んでいます

大阪刀根山医療センターでは、肺がんや気胸などの呼吸器外科手術、骨折や椎間板ヘルニア・外反母趾などの整形外科手術を行っています。手術は患者さんにとって不安なことだと思いますが、少しでも安心して、安全に手術を受けてもらえるように思っています。

◎不安の軽減
  1. 術前訪問
    安心して手術を受けていただけるよう手術前に患者さんの病室を訪問しています。直接お会いし、手術室までの流れや行われる処置について説明しています。
  2. 手術当日
    可能な限り手術前に訪問した看護師が、手術当日も担当できるようにしています。手術当日は、特に緊張すると思います。気になることがあれば、何でもお聞きください。
    また、少しでも患者さんの緊張や不安が軽減できリラックスできるよう、お好きなジャンルをお伺いし、音楽を流しています。
  3. 術後訪問
    手術後にも手術当日に担当した看護師が訪問し、術後に困っていることはないかなど確認をしています。
◎褥瘡(じょくそう)予防

手術中は長時間動くことができず、同じ姿勢になるため褥瘡(床ずれとも言います)のリスクがあります。手術中では、身体に負担がかかる姿勢になっていないか、皮膚に異常はないかを観察し、同一部位に圧がかからないよう介助しています。手術中に身体を動かすことが難しい部位については、低反発素材のウレタンやテープ剤を使用し、手術中の患者さんが安全で安楽な姿勢となるよう努めています。

◎誤認防止
  1. サインイン
    手術室入口で患者さんに名乗ってもらい、手術部位を確認します。手術の同意書は、執刀医・麻酔科医・看護師の複数で確認します。病院では何度も名前の確認をさせていただきます。手術室でも患者さんの取り違えや、手術部位の間違いが起こらないよう必ず確認を行います。麻酔が効き眠る前の確認はとても重要です。
  2. 手術部位のマーキング
    執刀医が手術前に手術部位のマーキングを行います。麻酔科医と看護師は手術部位が合っているか確認します。
  3. タイムアウト
    手術開始前に執刀医・麻酔科医・看護師の全員で、患者名・病名・術式・手術部位・患者情報について確認を行います。
手術室

コミュニケーションスキルトレーニング「NURSE」勉強会を開催しました!

A6病棟はがん看護の質の向上のため、希望者を募って勉強会を行っています。今回は、がんと告知を受けた患者と家族役になりきって、つらい、悲しい、何とも言えない気持ちを体験しました。そして、その気持に共感できるコミュニケーション技術を看護師役が実施し、患者役家族役から評価を受けました。受講者の声は「他の看護師の話し方、雰囲気、間の取り方を見れて勉強になった。」「患者家族には『今の思いを聴きたくてきました』とストレートに目的を伝えても、嫌な気持ちにならず、返答がはっきりできて良かったことが実感できた。」と反応がありました。
またこのような機会を作っていきたいです。
A6病棟

近畿地区国立病院 第65回看護学会で発表しました!

「筋ジストロフィー患者における尿失禁を減らす関わり」
今回ポスター発表させていただいて患者と向き合い個別性のある関わりをすることの大切さ、計画を立ててケアプランを進めいく大切さを学びました。発表にて質疑応答を行い、疑問点に対して自身の考えを分かりやすく、簡潔明瞭に伝える難しさも感じることができました。また他者のポスター発表を聞いて、患者の疾患を踏まえ個別性を含めた関わりを行っていた為、発表から学んだことを活かして今後も患者との関わりに活かしていき、看護の学びを深めていきたいと思います。
B2病棟
「パーキンソン患者の自宅退院を見据えた夜間排泄の関わりについて」
今回、はじめて看護学会で発表者として参加しました。抄録作成からポスター掲示までがとても長い道のりで、本当に出来るか不安しかありませんでした。師長さんをはじめ、同僚の先輩方から多くの助言をいただき、「がんばれ!あともう少し!」との励ましの言葉がとても嬉しかったです。その言葉のおかげで最後まであきらめずに完成させ、看護学会当日を迎えることができました。学会当日、私と同じように日々頑張ってきた発表者たちの表情やポスターを見て、 みんな同じように頑張ってきたんだなと実感し、半年間諦めずに頑張って良かったなと思いました。この経験を活かし、看護師としてさらに成長していけるよう頑張っていきたいと思います。
A5病棟

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