独立行政法人国立病院機構 大阪刀根山医療センター

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医療関係者の方へ

在宅療養後方支援病院 

当院では平成29年11月1日より在宅療養後方支援病院の施設基準を取得しました。

在宅療養後方支援病院とは

在宅療養されている患者様やご家族が安心して自宅で過ごせるように、在宅医療担当医と当院が連携して診療を行う制度です。

在宅療養後方支援病院とは

受入制度

在宅療養されている患者様で(※注意事項参照)事前に在宅医療担当医より登録をいただいている方に関し、在宅医療担当医が緊急入院の必要があると判断した場合、当院で24時間診察を行います。
入院が必要となった場合、原則当院で入院治療を行いますが、やむをえず入院治療が行えない場合は、当院が適切な医療機関をご紹介します。 当院入院時には在宅患者緊急入院診療加算を算定します。
入院希望患者の届出は1病院につき1患者となっております。1人の患者様が複数の医療機関に当該届出を行うことは出来ません。患者様が他に届出を行っている病院がないか十分にご確認ください。

在宅医療担当医様へのお願い

  • ご登録される患者様に、制度のご紹介方法として 「大阪刀根山医療センター在宅療養後方支援病院のご案内(患者様用)」をダウンロードしてお渡しください。
  • 迅速な対応ができるように、初回は様式1「入院希望届出書(PDFExcel)」様式2「診療情報提供書(初回)(PDFExcel)」を作成し、地域ネットワークセンターまでご郵送ください。
  • 登録後3か月ごとに情報交換をします。「診療情報提供書(2回目以降)(PDFExcel)」をご利用ください。提出期限近くなりましたら、地域ネットワークセンターよりご案内いたします。
  • 診療情報提供書は任意の様式でも結構です。

対象疾患

多発性硬化症     ハンチントン病       ●副腎白質ジストロフィー
重症筋無力症     進行性筋ジストロフィー症  脊髄性筋萎縮症
スモン        プリオン病         球脊髄性筋萎縮症
筋萎縮性側索硬化症  亜急性硬化性全脳炎     慢性炎症性脱髄性多発神経炎
脊髄小脳変性症    ライソゾーム病
パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病)
 (ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上、生活機能障害度がⅡ度またはⅢ度のものに限る。)
多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症及びシャイ・ドレーガー症候群)
15歳未満から人工呼吸器を継続して使用している方(体重20kg未満に限る)

注意事項

在宅療養後方支援病院に入院登録される場合、以下の点にご留意ください。

  • ○在宅医療を提供する医療機関で、以下の在宅管理料を入院した日の属する月又はその前月に算定している患者様が対象となります。

    区分番号C002    在宅時医学総合管理料
    区分番号C002‐2   施設入居時等医学総合管理料
    区分番号C003    在宅がん医療総合診療料
    第2章第2部第2節第1款の各区分に掲げる在宅療養指導管理料 (在宅自己注射指導管理料は除く)

連絡先

緊急入院が必要と判断された場合に、平日(月~金)8:30~17:15は地域ネットワークセンターに、それ以外は事務当直までご連絡をお願いします。ご連絡いただく際は、登録患者であることをお伝えください。

在宅医療担当医

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