独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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整形外科・リウマチ科 - 脊椎疾患

脊椎疾患

担当医:井澤

高齢化社会の進行とともに老化に伴って生じる脊柱の疾患はますます増加しています。特に腰痛は医療機関の受診理由となった症状の中で常に1,2位を争うものです。当科では腰痛や下肢痛を引き起こす腰椎椎間板ヘルニアや中高年以降に多い歩行時の下肢のしびれ、脱力、痛みを主症状とする腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡手術(MED法に準じた)を行なっています。

当科では腰痛や下肢痛を引き起こす腰椎椎間板ヘルニアや中高年以降に多い歩行時の下肢のしびれ、脱力、痛みを主症状とする腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡手術(MED/MEL法に準じた)を行なっています。MED/MEL法は腰部の小皮切から直径18mmの外筒管を挿入、 筋肉や骨へのダメージを最小限にしつつ、神経の状態を内視鏡視下に確認し、ヘルニア塊の切除や脊柱管の拡大を行う術式です。本法は従来手術に比べて小皮切であること、筋肉などの損傷が少なく、術後の痛みが少ないため早期離床、退院が可能であるなどの利点があります。 また腰椎すべり症や腰椎圧迫骨折後偽関節などの症例に対しては、脊椎固定術を行っています。疾患の状態に応じて、様々な術式での対応が可能です。

頸椎椎間板ヘルニアや頚椎症による脊髄症・神経根症に対しても、頸椎椎弓形成術や頸椎前方固定術などの術式による治療を行っています。当院脳神経内科との連携による緻密な診断と治療が可能です。

腰痛、脚の痛み、歩行時の脚のしびれや脱力、手や腕のしびれや脱力、手の使いづらさ、等でお悩みの患者様がいらっしゃいましたら是非一度、当院を受診してください。脊椎疾患に関して受診される場合は毎週月曜日または木曜日午前9時から11時までにおこし下さい。すでに医療機関で治療を受けておられる方は主治医の先生とご相談の上、当院地域医療連絡室を通じて予約を取ってお越し下さればスムーズです。

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