独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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院内めぐり "Tone"

スタッフブログ

キセノン光線療法

今回は"キセノン光線療法"をご紹介します。

"キセノン光線療法"とは、体に透りやすい「近赤外線」をあてる光線照射治療のことです。皮膚より約7cmまで「近赤外線」が入り、広範囲にわたり血管を広げ、血流を改善します。 頸・肩・腰・膝などの関節の痛み、肩こり、筋緊張性頭痛、帯状疱疹後神経痛などの痛みを和らげる効果があります。

患者さんからは「気持ち良い、楽になった。」と喜んで頂けました。骨盤に痛みがあり座ることのできなかった患者さんがキセノン光線療法をすることで座って食事ができるようになったケースもあります。

当院は麻酔科・腫瘍内科・神経内科医師、認定看護師、薬剤師、栄養士など多職種で構成する『緩和ケアチーム』が活動しています。
チームは患者さんの痛みなどのつらい身体症状、不安・気分の落ち込みなどの精神的苦痛を緩和し、患者さんとご家族のQOLが高まるようサポートしています。

その活動の中でキセノン光線療法にも取り組んでいます。

キセノン光線療法

stuff talk

院長 talk

2013年12月

当院では、患者さんに少しでも心地よく療養に専念していただき、少しでも穏やかに療養していただけるよう、がん性疼痛緩和をはじめ、睡眠の改善、四肢冷却(冷え性)など、さまざまな苦痛を和らげたり取りのぞくことを、スタッフの総力をあげて取り組んでいます。

中でもこのキセノン光線療法はその一つで、多くの方に治療効果が現れています。

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