独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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院内めぐり "Tone"

スタッフブログ

災害訓練

「ただ今、震度5の地震が発生しました!!」


刀根山病院では、巨大地震を想定した災害訓練を実施しています。訓練は病棟ごとに行われ、この日はA-2病棟で実施されました


訓練とはいえスタッフは真剣な表情。リーダーから手渡された「アクションカード」を手に、手際よく患者さんの安否確認を行います。被害状況を災害本部へ伝達し、約15分間の訓練が終了しました。


非常時の対応には、日ごろの備えが大切です。

災害は起こらない事が一番。でもいつ発生するかも分かりません。いざという時、患者さんやスタッフ自身が安全でいられるためにも、刀根山病院では今後もこのような取り組みを続けていきます。


 

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院長 talk

2015年10月

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生け花

生け花

 

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院長 talk

2015年1月

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2014年7月

 今回は、より患者さんに近いところで患者さんの身になって医療等を活用するためのツールとして利用していただいている"地域連携室"をのぞいてみたいと思います。
 この室では当院の医療を提供するだけではなく、身近なかかりつけの先生と連携する など患者さんの立場で、患者さんの目線で、医療にとどまらず患者さんを取り巻く制度・社会資源の活用まで一緒に考えようと寄り添っています。   もしもし… イラスト

 

院長 talk

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地域連携室

地域医療連携室1

地域医療連携室2

地域医療連携室3

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国際ナース

日本とインドネシア間の経済協力協定による交流によって頑張っているナースがいます。
もともと母国でも看護師として活躍されていましたが、日本でも難関の国家資格を取得して看護師として仕事をしています。

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国際ナース

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院長 talk

2014年3月

まさに国際的な視野での取り組みですが、言葉や文化の違う国での仕事は、本人はもちろんのこと、ご家族や職場などの周囲の人間にも、スローガンだけでは片付かない並々ならない努力が必要になります。
国家試験の合格などは、それはそれは大変なことですが、いくつもの苦難を乗り越えて患者さんの"笑顔"を目指して頑張る姿は、看護に限らず医療人の基本を思い出させてくれます。
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お助け隊

お助け隊

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院長 talk

2013年12月

まさに "かゆいところに手がとどく" という活躍ぶりで、患者さんのサポートに専念してもらっていますが、もしかすると、医師をはじめとする診療スタッフが一番助かっているのかも知れません。
"お助け隊"に感謝・・・

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キセノン光線療法

今回は"キセノン光線療法"をご紹介します。

"キセノン光線療法"とは、体に透りやすい「近赤外線」をあてる光線照射治療のことです。皮膚より約7cmまで「近赤外線」が入り、広範囲にわたり血管を広げ、血流を改善します。 頸・肩・腰・膝などの関節の痛み、肩こり、筋緊張性頭痛、帯状疱疹後神経痛などの痛みを和らげる効果があります。

患者さんからは「気持ち良い、楽になった。」と喜んで頂けました。骨盤に痛みがあり座ることのできなかった患者さんがキセノン光線療法をすることで座って食事ができるようになったケースもあります。

当院は麻酔科・腫瘍内科・神経内科医師、認定看護師、薬剤師、栄養士など多職種で構成する『緩和ケアチーム』が活動しています。
チームは患者さんの痛みなどのつらい身体症状、不安・気分の落ち込みなどの精神的苦痛を緩和し、患者さんとご家族のQOLが高まるようサポートしています。

その活動の中でキセノン光線療法にも取り組んでいます。

キセノン光線療法

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院長 talk

2013年12月

当院では、患者さんに少しでも心地よく療養に専念していただき、少しでも穏やかに療養していただけるよう、がん性疼痛緩和をはじめ、睡眠の改善、四肢冷却(冷え性)など、さまざまな苦痛を和らげたり取りのぞくことを、スタッフの総力をあげて取り組んでいます。

中でもこのキセノン光線療法はその一つで、多くの方に治療効果が現れています。

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ある夏の日 - リハビリテーション科

刀根山病院は、実は、豊かな「森」をもった施設です。
病院前を走る国道や病院の門からは想像つかないくらい自然の中にある病院なのです。

小高い丘の斜面にそって各病棟が建っています。奥に行けばいくほど、傾斜があり、建物もその斜面に沿って高くなっていきます。
傾斜を登っていき、一番奥の裏に、その「森」は存在します。
夏になると、カブトムシやクワガタムシが採集できるとのうわさを聞き、さっそく昆虫採集に出かけました・・・

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【第一日目】

7月24日 水曜日 午後7時30分
ようやく日が暮れ、あたりは薄暗くなっています。その「森」はここ何年、いや何十年もの間、人の手が入っておらず、まったく自然のままで我々を迎えてくれました。

さっそく、カブトムシが好んで蜜を吸うという"くぬぎ"の木を見つけました。
急な斜面をゆっくりと登り、くぬぎの木の根元に到着し、木の皮がはがれているところを発見!しかし蜜は出ておらず、当然、虫たちのかけらも見えない。ここで完全に日が暮れて真っ暗になった。
しまった!手元が見えない。
今日は、これくらいで引き返そう・・・

【第二日目】

8月6日 水曜日 午後8時
あたりはもうすでに真っ暗、懐中電灯を頼りに、前回見つけた"くぬぎ"の木の周り
を再調査! う~ん やはり蜜はでず、したがって昆虫たちもいない・・・

しまった! 懐中電灯の明かりで 大量の「蚊」の集中砲火を浴びてしまった!
今日は、これくらいで引き返そう・・・

【第三日目】

8月20日 火曜日 午後7時30分
今回は、「防蚊」対策ばっちりでスタンバイ。長袖のトレーナーとジャージを用意した。
マスクとメガネも用意した。ただしめちゃくちゃ暑い!
別の"くぬぎ"の木を目指して捜査再開・・・
"くぬぎ"の木は見つかるものの蜜は出ていない。

しまった!カブトムシやクワガタムシは夜行性だ・・・ 
もっと夜遅く、または夜明け前に行かなければ・・・
今日は、これくらいで引き返そう・・・.

【第四日目】 某日 某時刻

仕事を終え、駐車場に向かう途中、外灯の明かりに近づいてみると、何と小さなメスの"カブトムシ"がいるではないか! 悪戦苦闘した日々が嘘のようだ。
このカブトムシは、あの「森」生まれなのか? 神様が憐れんで私に会わせてくれたのだろうか・・・
小さなメスのカブトムシを、用意しておいた虫かごに入れて、帰路についた。
今日は、これくらいにしておこう・・・

カブトムシ

【最終日】 翌日 夜

昨日捕まえたカブトムシを虫かごに入れて、もう一度あの「森」へ向かった。
このカブトムシはここから来たのだろうか。周りを見ても、仲間がいるところは、そう簡単には見つからない。
私はいったい何をしているのだろう、自然に弄ばれているのだろうか・・・
もう昆虫採集はやめよう。このカブトムシをこの「森」に返そう。
虫かごの扉を開けた・・・.

その"カブトムシ"は、ちょっとためらいながら、静かで、涼しくて、安心がいっぱいの森へ帰っていきました。

今回の昆虫採集である事を学んだ。
夏になると、この「森」で、虫たちが毎年、生まれてくる。これは何十年もこの土地で、繰り返されたことであろう。自然の大きな流れは、誰にも止められない。

秋になり夏の虫たちは消えて行った。
この「森」で、来年の夏、また新しい昆虫たちの生命がいぶく事を願っている。

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院長 talk

2013年9月

当院は、あと4年ほどで100歳の誕生日を迎えます。
大阪市立の療養所として発足して以来、日本医療団を経て厚生労働省の国立療養所から独立行政法人国立病院機構の病院となって、変わらず高度な専門医療を提供しています。
おそらくこの"森"は、当院が出来る前から命の循環をおこなっており、今も私たちに大きな安らぎを分けてくれると同時に繰りかえすこと、積み上げること、探求することの大切さを教えてくれています。

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栄養管理室

栄養管理室では季節に応じ旬の食材を使った「行事食」を提供しております。
6月・・・絹糸のような雨が降る梅雨の時期の楽しみは、道端に色鮮やかに咲いている紫陽花を鑑賞することでしょうか。しかしながら、入院中はその紫陽花も直に楽しむことが儘なりません。そこで水無月(6月)の行事食は、紫、青、ピンクと色鮮やかに咲く「花」をモチーフにした調理師手作りの和菓子「アジサイ」を提供させていただきました。
「病院で菓子が提供されるの?」と思われるかもしれません。そこは我々の腕の見せ所です。栄養士と調理師で材料を吟味し、その上で何度も試作を重ね、1個43kcalの低カロリー手作り和菓子を作り上げました。
市販の大福が大体1個200~250kcalですから、その1/5ほどのカロリーになっています。
また咀嚼嚥下障害の患者様にも召し上がっていただけるように、トレーニング食用の和菓子は、喉の通りが良いよう硬さ調整に一番気をくばり作成いたしました。
ご提供に至るまでの裏話をご紹介いたしましたが、このような取り組みを経て入院患者様に和菓子をお届け致しましたところ、「まさか病院で、この様にとても美しく且つ美味しい和菓子がいただけるなんて思いもよりませんでした」など嬉しいメッセージを数多く頂くことができ、作成までの苦労も一度に吹き飛んでいきました。
これからも皆様に喜んでいただけるよう、鋭意努力して美味しく安全な給食の提供を目指して参ります

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一般食・特別職 トレーニング食

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院長 talk

2013年9月12日

私たちは、患者さんに早く健康をとり戻していただくこと、特にお家をはなれて入院されている方には、なるべく早く退院していただき温かい家庭に帰っていただくことを願って努力しておりますが、入院が長くなる方もおられます。

そんな場合でも、入院中に少しでも穏やかで楽しい気持ちで過ごしていただけるよう、関係スタッフがさまざまな心をこめた知恵をしぼり、調理師も腕をふるうなど色々な職種のスタッフが力を合わせて取り組んでいる、ほんの一コマです。

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A6病棟

私たちの病棟では、夜寝つかれない患者さんや抗がん剤治療により足先がしびれる患者さんに足浴を行なっています。
日本の名湯の沐浴剤やアロマを使用し、患者さんと温泉の思い出話をしながら足浴のひとときを楽しんでいただいています。
患者さんからは「足先の温かさが長く続き、気持ちよく寝ることができた。」「心も体もぽかぽかになった」「リラックスできた.」と大変好評です。また座る事もつらい患者さんには、せめて足を温めてもらうだけでもと足温器を使ったケアをしていますが、難治性の吃逆で不眠を訴えられていた患者さんの眠りが深まり、吃逆が治まったという事例もありました。
私たちは、いつもの、その人の「時間」を取り戻し生活が潤うよう、日常生活に心地よさを感じられるケアを工夫し、苦痛の時間がより少なくなることをめざして看護に励んでいます。

A6病棟

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院長 talk

2013年8月1日

日本の多くの方が不眠症で悩まれています。睡眠薬を処方しても不眠症が減ったわけではありません。眠剤は夜間トイレに行くときにふらつきを誘発し、転倒する危険があります。そこで刀根山病院では眠剤を使用せずに眠って頂けるように心がけています。今回はA6病棟の試みを紹介します。これからも皆様に喜んでいただけるよう、鋭意努力して美味しく安全な給食の提供を目指して参ります。

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