独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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院内めぐり "Tone"

スタッフブログ

栄養管理室

栄養管理室では季節に応じ旬の食材を使った「行事食」を提供しております。
6月・・・絹糸のような雨が降る梅雨の時期の楽しみは、道端に色鮮やかに咲いている紫陽花を鑑賞することでしょうか。しかしながら、入院中はその紫陽花も直に楽しむことが儘なりません。そこで水無月(6月)の行事食は、紫、青、ピンクと色鮮やかに咲く「花」をモチーフにした調理師手作りの和菓子「アジサイ」を提供させていただきました。
「病院で菓子が提供されるの?」と思われるかもしれません。そこは我々の腕の見せ所です。栄養士と調理師で材料を吟味し、その上で何度も試作を重ね、1個43kcalの低カロリー手作り和菓子を作り上げました。
市販の大福が大体1個200~250kcalですから、その1/5ほどのカロリーになっています。
また咀嚼嚥下障害の患者様にも召し上がっていただけるように、トレーニング食用の和菓子は、喉の通りが良いよう硬さ調整に一番気をくばり作成いたしました。
ご提供に至るまでの裏話をご紹介いたしましたが、このような取り組みを経て入院患者様に和菓子をお届け致しましたところ、「まさか病院で、この様にとても美しく且つ美味しい和菓子がいただけるなんて思いもよりませんでした」など嬉しいメッセージを数多く頂くことができ、作成までの苦労も一度に吹き飛んでいきました。
これからも皆様に喜んでいただけるよう、鋭意努力して美味しく安全な給食の提供を目指して参ります

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一般食・特別職 トレーニング食

stuff talk

院長 talk

2013年9月12日

私たちは、患者さんに早く健康をとり戻していただくこと、特にお家をはなれて入院されている方には、なるべく早く退院していただき温かい家庭に帰っていただくことを願って努力しておりますが、入院が長くなる方もおられます。

そんな場合でも、入院中に少しでも穏やかで楽しい気持ちで過ごしていただけるよう、関係スタッフがさまざまな心をこめた知恵をしぼり、調理師も腕をふるうなど色々な職種のスタッフが力を合わせて取り組んでいる、ほんの一コマです。

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