独立行政法人国立病院機構 刀根山病院

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院内めぐり "Tone"

スタッフブログ

足の神様と“病神連携”!? 服部天神宮「足祭り」で病院PR

当院が所在する豊中市内に、服部天神宮という神社があります。左遷されて大宰府に向かう途中に足の持病で歩けなくなった菅原道真公が、当地にあった祠で祈願したところ、病が治まり無事に大宰府に到着したとの故事から、服部天神宮は「足の神様」として信仰を集めています。現在も足の病気の治癒や健脚を祈願する人々が全国から参拝し、境内にはサッカー日本代表の堂安律選手が奉納した絵馬や、アイススケートの羽生結弦選手の足のケガの治癒を祈願するファンの方が奉納した絵馬も見られます。


「足の神様」と「足の外科」のコラボ

当院の整形外科には「足の外科」を専門とする医師が在職していることから、年度当初の診療科と病院幹部とのヒアリングで服部天神宮とのコラボについて話題が出ていたところ、令和5年9月30日(土)、10月1日(日)に第1回「足祭り」を開催するとして同神宮が出展企業を募集していました。早速同神宮を訪問し詳細を確認すると、「昨年プレ大会として1日だけ開催した足祭りでは、約5千人の参拝があり、テレビのニュースでも取り上げられた」、「今回は正式に第1回として2日間開催することから、1万人の参拝を見込んでいる」「予定されている出展者は、靴、下駄、靴下など各種履物メーカー、スポーツ用品販売店、ランニングイベント会社、美脚エステ店、整骨院など、足にまつわる事業を行う様々な企業である」、「病院の出展は祭りの盛り上がりにつながり大歓迎である」とのことでした。当院としても絶好のPRの機会になると出展を決めました。

WELCOME!当院ブースは大賑わい

大盛況の「足祭り」で知名度と好感度のUP

当院の出展内容は、整形外科医師によるミニ講演と足の健康相談、理学療法士による足のストレッチ実演、骨密度検査としました。
ミニ講演では、お祭りというシチュエーションを考慮し、足の疾患の話ではなく、人類の進化と足の構造についてレクチャーしました。また、骨密度検査はレンタルした2台の機器が2日間フル稼働し、800人以上が検査を受けるという盛況ぶりでした。

色鮮やかな法被はPR効果抜群!

今回の足祭りには、医師、看護師、理学療法士、診療放射線技師、事務の多職種が参加し、当院の「知名度を上げること」と「好感度を上げること」という2つのミッションを共有し、参拝者には笑顔でフレンドリーに接することを、事前に申し合わせました。9月に制定したばかりの当院の新ロゴマークを入れた色鮮やかな法被も会場で目立っており、2日間で約1万1千人もの参拝者で賑わった足祭りにおいて、スタッフのチームワークの良さでミッションを達成できたものと考えています。

福娘さんも骨密度検査に来てくれました

広報活動の活性化に向けて

当院は、大阪府から「がん診療拠点病院(肺がん)」、「難病診療分野別拠点病院(神経筋疾患)」の指定を受けており、肺がんやCOPDなどの呼吸器疾患、神経筋難病、骨運動器疾患に特化した専門的な医療を提供しています。しかし、かつて国内最大規模の結核療養所であったことから、今でも「刀根山=結核」のイメージが地域には根強く残っており、その古いイメージを払拭して現在の診療機能を浸透させることは、久しく当院の課題となっています。
結核病床を廃止した平成31年4月には、イメージチェンジを加速するべく、病院の名称も刀根山病院から大阪刀根山医療センターに変更しましたが、その矢先のコロナ禍で広報活動は中断を余儀なくされていました。ようやく当院が自ら主催する院内外での広報活動も再開し始めたところですが、今後は、市と医師会が開催する「市民健康展」への出展など、外部の団体等が主催するイベントにも積極的に参加することで、より多くの患者さんに当院のことを知ってもらい、質の高い医療を提供することで地域に貢献していく所存です。

ONE TEAMでミッションコンプリート!

皆様からのお声がけをお待ちしています!

 

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